東京で軽貨物ドライバーの求人を探している方向けに、おすすめしたい会社をまとめてみました。

軽貨物ドライバーの平均収入は?必要経費・税金・保険料も把握しよう!

公開日:2021/05/15  最終更新日:2021/06/11

国土交通省が報告している「宅配便等取扱個数の調査及び集計方法」によると、2019年のトラックの宅配便取扱個数は、2009年より138%増加しています。これに対し、宅配便を配達するドライバーは不足しているのが現状です。今後の物流の業界で、軽貨物ドライバー不足の解決は急務でしょう。この記事では、軽貨物ドライバーの平均年収などを解説します。

軽貨物ドライバーの平均年収は?

軽貨物ドライバーとは

比較的小型の荷物を、軽自動車により配達先に配送するドライバーのことです。普通自動車免許があれば軽自動車は運転でき、荷物も比較的軽量のため性別を問わず働けます。大きく2つのドライバーにわけられるでしょう。

企業向け配達ドライバー
配達先は決められており、届け先が不在の可能性はほとんどありません。企業が休みでは配達できないため、土日休みが多いところが特徴です。

一般家庭向け配達ドライバー
受取人が不在の可能性が企業より高いため、再配達が多くなってしまいます。また、繁忙期には休みを取りにくくなりますが、企業向け配達ドライバーより高収入を狙えます。

軽貨物ドライバーの平均収入はどれくらいなのか

軽貨物ドライバーは業務委託で働く場合が多く、収入は歩合制となります。配達すればするほど稼げますが、素早く配達するには慣れが必要になるため、仕事を始めばかりのころは稼ぎにくいと感じるでしょう。慣れてくると、1日に150個程度配達できるようになるといわれています。

一般家庭への配達では荷物の配送単価相場は120~150円となるため、これらの条件で年収と月収をシミュレーションしてみましょう。まず軽貨物ドライバーの平均月収は29万円、平均年間収入は380万円です。シミュレーション単価150円、1日に配送件数が150個、手数料(手数料については次の章で詳しく説明します。)が20%の場合、1日の委託料は150×150×0.8=18,000円となります。月22日働いた場合、月売り上げは39.6万円と算出できるでしょう。ここからガソリン代50,000万円/月、保険料10,000円/月、駐車場代30,000円/月の経費を引くと、手取り月収は30.6万円となります。この場合、手取り年収は367.2万円です。

最も収入が大きくなるのは、大手運送会社から一般家庭への配達の委託を受けた場合で、月収30~50万円になります。稼ぎたい人にはおすすめしますが、稼ぐためにはスムーズに配達しなければなりません。ネットスーパーは同じ一般家庭向けへの配達ですが、少額になります。しかし収入は安定しており、月収で25万円前後です。

軽貨物ドライバーの仕事をするうえで必要な経費・税金・保険料

経費

経費の多くは車の維持費と、運送会社へ支払う手数料が占めています。車は自分で用意する場合と、契約した運送会社からリースで借り受ける場合があるでしょう。

手数料
正社員にならずに軽貨物輸送を行う場合は、運送会社と業務委託の契約を結び、仕事を回してもらう必要があります。この時に手数料を支払うのです。売り上げから何割かを支払う変動費の場合(売り上げの10~20%)と、毎月同じ金額を支払う固定費の場合(月20,000~30,000円)にわかれます。ただし、悪質な運送会社では、単価が安すぎたり、手数料を水増ししていたりしているようです。ひどい場合には業務委託時に法外な加盟金を要求してくるため、運送会社は慎重に選びましょう。

ガソリン代
軽貨物ドライバーになると、1日150~200km走ることになります。軽自動車の燃費を20km/L、ガソリン代を130円と仮定すると、1日に975~1300円かかるでしょう。月の稼働数が20日だった場合は、19,500~26,000円のガソリン代がかかります。ガソリン代は世界情勢に価格が左右されやすく、高騰する場合もあるのです。

オイル交換代
オイル交換は怠ると、オイル漏れやエンジンの焼きつきを起こします。一般的にオイル交換の頻度は、走行距離5,000kmにつき1回です。軽貨物輸送の場合は、1カ月でその程度の距離を走ることになるでしょう。また、ターボチャージャーなど過給機がついているエンジンの場合は、走行距離2,500kmが目安になります。ターボチャージャー付きでなくとも、山道の上り下り、真夏の渋滞走行など、シビアなコンディションで走らせていると走行距離2,500kmで交換したほうがよいことが多いようです。月に1~2度の頻度でオイル交換が必要になります。料金は1回5,000円程度です。

車検代
軽貨物車両は車検時にほぼ確実に部品を交換する必要があります。点検整備や不具合整備も行うため、車検費用は70,000~80,000万円が相場です。

車両維持費
他にもタイヤ(交換代は4本で12,000円程度)、バッテリー交換(費用相場20,000円程度)、エアコンフィルターの清掃、冷却水の確認と交換、駐車場(東京の月極駐車場の平均賃料は30,000円を超える)などがかかります。

税金

正社員にならずに軽貨物輸送を行う場合は、個人事業主という扱いになります。所得税や自動車税を納めなければなりません。

保険料

軽貨物ドライバーの個人事業主として開業する場合は、運輸支局に届け出をし、黒ナンバーと呼ばれる営業用の軽自動車に使われるナンバープレートを取得します。自動車保険の任意保険に加入する際、黒ナンバー車両の保険代は自家用車より高くなり、月々10,000円以上払う必要があるのです。また、輸送する荷物が心配な場合は、貨物保険にも加入できます。

稼げる軽貨物ドライバーになるためには?

条件のよい求人を見つける

軽貨物輸送では、荷物を1個配達するたびに歩合給がもらえるシステムです。つまり、荷物1個当たりの配達価格が収入に大きく影響するのです。一般家庭に配達する仕事では、荷物の配送単価相場は120~150円となります。ネットスーパーの業務委託や企業輸送の場合は、1日の配送件数が少なくなる代わりに、一般家庭に荷物を配送する仕事より単価が高くなるでしょう。しかし、荷物の単価や手数料は会社ごとに異なります。大手会社でも単価が安く手数料が割高な場合はあります。単価や手数料などの条件がよい求人を探しましょう。

時間を効率よく使う

1日に多く配達できるほど収入は増えます。しかし、休憩を取らなくては疲労で事故を起こす危険性があるのです。休む時間と働く時間のメリハリをつける必要があります。

道を覚える

道を覚えれば1回の配達にかかる時間を減らし、1日の配達件数を増やすことで稼げるようになります。時間帯によって、混む道などを把握しておくことも重要です。未経験者はまず道順に慣れることを重視しましょう。カーナビを使えば初めての場所でも配送できます。配送を続けていく中で効率のよいルートを見つけていきましょう。

コミュニケーションをとる

契約した運送会社のスタッフと仲よくなると、稼ぎやすいエリアを担当させてもらえたり、融通が利きやすくなったりします。軽貨物ドライバーはマイペースでできる仕事ですが、最低限のコミュニケーションは取りましょう。

車のメンテナンスを怠らない

メンテナンスを怠ると車が故障し、仕事ができなくなってしまいます。配達できない時間はタイムロス以外の何物でもなく、また契約した運送会社からの信用も失ってしまうきっかけになりかねません。着実に成果を積み上げられるよう、日ごろから車はメンテナンスしましょう。

運転を楽しむ

軽貨物ドライバーになると、ほとんどの時間は運転して過ごします。この時間が苦痛だと感じるようでは、仕事自体がつらくなるでしょう。好きな音楽を流すなどして、運転の時間を楽しんでください

 

引く手あまたの軽貨物ドライバーに、興味をもっている人もいるでしょう。軽自動車と普通自動車免許があれば、すぐに始められます。もちろん契約する運送会社はよく選んでくださいね。最初は効率よく配送できず思うように稼げないかもしれませんが、1年ほど続けると変わってくるはずです。個人事業主のため、いつ仕事をするのか、何時に休憩を取るのかなど自由な点も多々あります。車の運転が好きな人は、一度考えてみる価値がありますよ。

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