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貨物保険とは?軽貨物運送業の開業後に入るべき保険のまとめ

公開日:2019/08/15  最終更新日:2020/12/11

こちらの記事では、運送業を営む方特有の保険である「貨物保険」をはじめ、軽貨物ドライバーとして独立開業する方が加入しておくべき3つの保険について詳しく解説しています。

保険に関する内容がよくわからないという方でも理解しやすいように解説しているので、軽貨物ドライバーとして独立開業を考えている方はぜひ最後までお付き合いください。

軽貨物ドライバーが入っておくべき3つの保険とは?

軽貨物ドライバーとして独立開業をする際、必ず加入しておくべき保険が3つあります。それは「自賠責保険」と「任意保険」、そして「貨物保険」です。

自賠責保険は車を運転する以上絶対に必要な保険ですし、自分の車を持っている方なら自動車保険の任意保険に加入しているケースがほとんどでしょう。しかし、貨物保険については、運送業を営む方特有の保険のため、聞いたことがないという方も多いかもしれませんね。軽貨物ドライバーとして独立開業する際に加入するべきこれら3つの保険については、次の項目から詳しく掘り下げて解説していきます。

自賠責保険

運転免許証を取得している方なら誰しも聞いたことがあるであろう保険、それが自賠責保険です。軽貨物ドライバーの仕事をする上で車の運転は必須ですよね。自賠責保険は「強制保険」とも呼ばれており、車を購入した際には必ず加入する義務があります。自賠責保険と任意保険の1番の違いは加入義務があるかどうかですが、自賠責保険は事故を起こした際の相手の身体に対する補償のみに限定されていることも特徴です。

・自賠責保険の補償範囲
自賠責保険は、事故の被害に遭った方への必要最低限の救済保険です。仮に加害者になってしまった場合でも、自賠責保険では加害者に対する補償は一切ありません。自賠責保険の補償内容は任意保険のように加入プランや保険会社によって異なることはなく、どこで加入しても補償内容は同じです。

その補償の範囲としては、ケガの治療費などに対する補償の限度額が120万円、事故の後遺症による労働能力の低下や精神的苦痛に対する補償の限度額が4,000万円となっています。そして、万が一被害者が死亡してしまった場合は、葬儀費用や慰謝料として限度額3,000万円の補償です。

発生した事故の程度にもよりますが、多くの事故では自賠責保険の補償範囲を超える損害賠償が必要になります。仮に加害者が任意保険に加入していなかったとすると、自賠責保険の補償範囲を超えた損害は全て自己負担になりますから、万が一の事故に備えるためには任意保険への加入も必須と言えるでしょう。

任意保険

軽貨物ドライバーに限らず、ほとんどの方が加入しているのが自動車保険の任意保険です。先述したように、発生した事故の程度によっては自賠責保険の補償範囲を大きく超える損害賠償が必要になります。場合によっては一生をかけても払いきれないほどの損害賠償を求められるケースがあるため、そのリスクを回避するために任意保険に加入する方がほとんどです。

任意保険が自賠責保険と異なるのは、相手の身体はもちろん相手の車両にも補償が行われる点にあります。また、相手だけではなく自分の身体や車両にも補償をつけられるため、自分がケガをしてしまった時にも有効です。任意保険の補償内容は加入者自らが選んだり、組み合わせたりすることができ、その内容は多岐に渡ります。ここからは、任意保険の中でも代表的な補償内容を具体的に紹介していきます。

・対人賠償保険
任意保険の対人賠償保険は、事故により他人を死傷させてしまった場合の補償です。自賠責保険の補償範囲を超える部分について保険金が支払われるようになっています。

・対物賠償保険
対物賠償保険は、事故により他人の車・家屋・物などを損傷させてしまった場合の補償です。そのほか信号やガードレール、お店などを壊してしまった場合も補償対象となります。

・車両保険
車両保険は、契約中の車に損害が発生した場合に保険金が支給される補償です。

 
軽貨物ドライバーは任意保険料が高くなる
独立開業する前に知っておきたいのは、自家用車しか運転しない人に比べると、軽貨物ドライバーは任意保険料が高めになってしまうという点です。というのも、業務用車両であれば自家用車よりも走行距離が長くなるため、事故に遭うリスクは高くなると考えられるからです。

また、軽貨物ドライバーの任意保険料が高くなってしまう理由は他にもあります。例えば、自家用車にかけていた保険の等級は業務用車両に引き継ぐことができないという点が挙げられます。自動車保険の任意保険というのは、初めて加入する場合は6等級からスタートし、保険を使うことがなければ徐々に等級が上がり、保険料が安くなっていくという仕組みになっています。そして2台目以降は条件を満たせば7等級から保険をかけることができるようになっています。

しかし、自家用車で安全運転を心がけてきて高い等級になっていても、その等級を業務用車両に引き継ぐことはできない仕組みになっているのです。このことについても、軽貨物ドライバーの任意保険料が高くなってしまう理由のひとつです。

黒ナンバーの任意保険を扱っている保険会社は少ない
軽貨物ドライバーとして独立開業する前にもうひとつ注意しておきたいのは、黒ナンバーの任意保険を扱っている保険会社は少ないという点です。一般的な保険に加入する際には、「たくさんの保険会社を比較してなるべく安いところを選びたい」と考えるのが普通ですよね。しかし、黒ナンバーに対する任意保険を扱っている保険会社がそもそも少ないため、たくさんの保険会社を比較するのは難しいというのが現状です。

黒ナンバーの任意保険を扱っている大手保険会社の例を挙げると「東京海上日動」や「三井住友海上」、そして「損保ジャパン日本興亜」などです。いずれも大手なので選んでおいて間違いはありませんが、少しでも保険料を安くしたいのであれば詳しく調べて比較するといいでしょう。

貨物保険

貨物保険は、運送業を営む方に特有の保険です。貨物保険とは、運送業に従事していて偶然の事故や過失により貨物の所有者に対して損害賠償を支払う必要が生じた際に補償してくれる保険のことです。

軽貨物ドライバーが運ぶ荷物はそれほど大きいものにはなりませんが、それでも内容物は数十万円や数百万円、もしくはそれ以上という高価なものである場合もあります。何かしらのトラブルで荷物の中身が損傷してしまった場合、軽貨物ドライバー自身が損害賠償を支払わなければならないリスクがあります。また、ひとつひとつの荷物自体はそれほど高価なものではなかったとしても、事故により積んでいる荷物の多数が損傷してしまうと、総合的な損害賠償は高額になってしまいます。

このように、損害賠償が軽貨物ドライバー個人の自己負担になってしまうリスクに備えられるのが貨物保険なのです。なお、軽貨物ドライバーの求人を出している会社によっては、団体で貨物保険への加入を義務付けているところもあります。軽貨物ドライバーが個人で加入するべきなのか、会社単位で加入することになるのか、契約の段階で貨物保険についても確認しておくといいでしょう。

まとめ

今回の記事では、運送業を営む方に特有の保険である「貨物保険」とはなんなのかという内容や、軽貨物ドライバーが加入しておくべき保険について紹介しました。

「自賠責保険」は義務なので必ず加入しなければなりません。「任意保険」は自賠責保険の補償範囲を超える部分を補償することができる保険です。被害者を死亡させてしまった場合など、一生をかけても払いきれないほどの金額を求められるケースもありますので、万が一の事故のリスクに備えるためにも必須な保険です。

そして「貨物保険」は、輸送中の荷物を損傷させてしまった場合のリスクに備える保険です。軽貨物ドライバーが自分自身で損害賠償を支払うのは大変です。もし偶然の事故で積んでいる荷物全てが損傷してしまうと、損害賠償の金額は高額になります。リスクヘッジの意味でも、軽貨物ドライバーとして独立開業する際は貨物保険にも加入するようにしてください。

なお、このサイトでは、東京で軽貨物ドライバーとして独立開業したい方におすすめの業者をランキング形式で紹介しています。アンケート結果に基づいたランキングとなっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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