社名 | アマゾンジャパン合同会社 |
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設立 | 1000万円 |
代表者名 | ジャスパー チャン / ジェフリー・ハヤシダ |
従業員数 | グループ総数 341,400名 |
事業所 | 〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1 ARCO TOWER |
おすすめポイント | アマゾンと直接契約する個人宅配ドライバーサービス |
東京でおすすめの軽貨物求人で私が第10位に選んだのは、アマゾンジャパン合同会社の「Amazon Flex」です。Amazon Flex(アマゾンフレックス)では、大手アマゾンと直接業務委託契約を締結し、軽貨物ドライバーとして配送をおこないます。
黒ナンバーの軽バンと配送資格を所有し、また必要とされる保険に入っていれば、後は専用のアプリケーションをダウンロードし登録することができる手軽さが特徴です。また、自分の働きたい分だけ仕事が入れられる自由度の高さもメリットと言えるでしょう。
Amazon Flexというサービスですが、日本では2019年から本格展開したばかりであり、まだ知名度は高くないかもしれません。しかし、現在運用しながら改善を進めている段階のため、これからさらに働きやすくなる可能性は大いにありそうです。
もくじ
毎週お金が受け取れるシステム
Amazon Flexで軽貨物ドライバーを開業する上での大きなメリットは、週単位で収入があるという点ではないでしょうか。配送業務を委託しているさまざまな企業を調べてみましたが、毎週報酬が振り込まれるのはなかなか珍しいと思います。
基本的にお金が早めに貰えることで困るといったことはありませんし、こまめに収入が入るというのは仕事に対するモチベーションの向上にも繋がりそうですよね。また「今週はたくさん稼げたから、来週は多めに休みを取ろう」というようなスケジュールの組み方もできるでしょう。
さらにもう1つメリットを挙げると、アマゾンという日本でも既にネットショッピングの中心になっている企業の荷物を運ぶという点です。
例えば一般の運送会社の場合、営業成果によっては仕事が少ないということもあるでしょうが、アマゾンでは常に運ぶ商品がたくさんあります。案件の豊富さや仕事の途切れなさという観点では、非常に魅力的なのではないでしょうか。
■報酬額はどのくらい?
気になる1ヶ月あたりの報酬額ですが、エリアによって大きく変わってきますが、月額最大39万円~44万円も可能とされています。
ちなみに、ガソリン代や駐車場代、その他通行料など配送時にかかる諸費用は全て自己負担となり、支払われません。
アプリを使った自由なスケジュール調整が可能
アマゾンは、配送に関してかねてから問題となっていた「デリバリー側の労働時制約の多さ」を改善するために、アプリで自身のスケジュールに合った仕事時間が選べる「配達ブロック」を導入しました。
1ブロックが2~8時間という単位になっており、自分の希望する収入やライフスタイルに合わせて業務予定を組んでいくことが可能です。
実際の業務の流れですが、まずアプリで選択した日時にアマゾンの配送ステーションに行き、必要な荷物をピックアップします。そして、アプリでルートを確認しながらお客様のもとに荷物を届けるといった形になります。
また、配送中にトラブルやアプリケーションエラーが発生した場合には、アプリ内のヘルプメニューからサポートに連絡することができるので安心ですね。
■Amazon Flex開始に必要なもの
・スマートフォン
アプリケーションのインストールなどに使用します。iPhoneであれば5s以降(iOS11以降)、Androidなら6.0以降が推奨されています。また、カメラやGPS機能付き、RAM2GB以上、SIMカードが入っている端末が条件です。
・軽貨物車
貨物軽自動車運送事業の届け出がされている黒ナンバーの車両が必要なので、注意してください。
上記の2つを用意することができれば、ダウンロード後アプリ経由で必要書類を提出し、ドライバー登録は完了です。

軽バンのレンタル・リースオプション
軽貨物ドライバーとして働く際に、軽バンは最も重要な商売道具です。ですが、未経験から始めようとしている方の場合、どのように入手すれば良いのかいまいち分からないのではないでしょうか。
そこでアマゾンでは、契約したパートナードライバーを対象に軽バンのレンタル・リースが可能なプラン及び協力企業の紹介をおこなっています。
■軽バンレンタル(帝都産業株式会社)
帝都産業は設立70年の歴史を持つ、車両レンタルをメインに事業展開している企業です。軽バンをレンタルできる期間は最短3ヶ月から申し込むことが可能で、料金は2WDの場合月額6万500円(税込)からとなっています。
申込みの際には支払い用のクレジットカードのほか、ナンバー取得(事務所・駐車場登録)、そして保険への加入が必要となります。ナンバー取得や保険加入に関しては、帝都産業の担当者に相談することで、サポートを受けられるそうですよ。
また、レンタル期間終了後にそのまま中古車として買い取ることもできます。「乗り心地が良かったから思い切って買っちゃおうかな」というのもありかもしれませんね。
■軽バンリース(Global Mobility Service株式会社)
グローバルモビリティサービスでは、「GMSリース」と呼ばれる個人事業主向けの新車リース制度を提供しています。特徴的なのは、Amazon Flexで働く人限定の特別審査があること。もちろん必ず審査が通るわけではありませんが、他のローンなどが無理だった方でも試してみる価値はあるでしょう。
GMSリースの月額料金は車両代のほか、税金・保険料・黒ナンバー登録料など全部まとめて4万3,890円(税込)となっています。また、頭金は0円です。Amazon Flexが展開しているエリアであれば、どこでも利用することが可能ですよ。
これからの展開にも期待
冒頭でも触れましたが、Amazon Flexは2019年に日本で稼働したばかり(アメリカでは2015年から)の新しい配送システムです。現状でもドライバーにとって働きやすい点が多くあるサービスですが、これからの展開にも期待が持てるでしょう。
例えば、Amazon Flexを運営しているデリバリーステーションを増やすことや、ドライバーとお客さんが直接会う必要がなくなる「置き配」の全国展開など、ドライバー・顧客双方にメリットのある施策が検討されています。
他の軽貨物ドライバー求人と比較すると研修などが一切ない点は気になりますが、登録するだけでアプリからワークスケジュールが作れるのは非常に便利ですね。Amazon Flexはどちらかというと、配送経験者向けのシステムではないでしょうか。
アマゾンジャパン合同会社(Amazon Flex)で働くドライバーさんの口コミ・評判を集めてみました!
アプリの力で配達をサポート。
荷物は大体時間内に終わるように計算されていて、おおよそ配達しきれる量になっています。また時間があれば、もう一度再配達という形で行ってみて荷物を届けています。
引用元:https://flex.amazon.co.jp/
→ドライバー登録から業務請負、トラブル時のサポートまで、すべてアプリで完結できるAmazon Flex。自分のスケジュールに合わせて自由に仕事時間を組めるので、ライフスタイルに合わせた働き方がしやすいシステムになっています。
こちらの方は前職も配送業をしていたそうですが、朝4時半に起きて23時に帰宅するという生活を送っていた時期もあり、いつ倒れるかと不安だったそうです。Amazon Flexに登録してからは自分でスケジュール管理をできるようになり、家族との時間も取れるようになったそう。初めてのエリアで道に迷うことがあっても、荷物は時間内に配達できる量に計算されているため、時間に余裕があれば再配達をしたりして自分で調整できるのが良いですよね。
幅広い年齢層が活躍中。
以前は宅配業の会社で1日140から150個は持たされていたので、ちょっと体が持たないなと思っていましたが、Amazon Flexは無理のない個数で心に余裕をもって仕事ができるので、続けられる仕事だと思います。
引用元:https://flex.amazon.co.jp/
→こちらの方は長年運送会社で働いていたものの、家族とすれ違いの生活を送らなければいけないことに危機感を感じ、宅配業の会社に転職したそうです。しかしその会社では1日140~150個は荷物を持たされることになり、体が持たないと感じて4か月ほどで退職。その後家族が見つけてくれたのがAmazon Flexだったそうです。
Amazon Flexは配達する個数も無理のない範囲で計算されているため、心に余裕を持って仕事を続けられるとのこと。1ブロックごとに時間も金額も決まっているため、月の前半に頑張って希望する金額を達成したら、月の後半は家族サービスや自分の趣味の時間に充てるという働き方も可能です。
